SEOで上位表示を狙うとき、失敗しやすいのがタイトルタグの付け方です。
タイトルは適当に考えて設定する人も多いですが、今は上位表示も厳しいと思います。
そんなタイトルタグですが、たとえばこんな悩みありませんか?
検索クエリで他より多くクリックされるサイトにしたい
もっと上手なタイトル設定にしたい
ユーザーに響くタイトルを知りたい
私はSEOに携わり15年ほどになりますが、いつの時代もタイトルタグは特に重要な内部対策の一つだと考えています。
そこでこの記事では、SEOで失敗しないタイトルタグのポイントや、文字数の落とし穴など、実例をご紹介しますので参考にしてみてください。
タイトルタグを最適化することで順位が上がることも普通にありますよ!
タイトルタグとは
タイトルタグ(title tag)とはホームページの名前になる部分で、ページを作成するごとに各ページにタイトルタグを設定します。
タイトルタグをHTMLソースでいうと、<title>~~</title> という記載部分になります。
ワードプレス(wordpress)や無料ブログでは、記事作成画面のタイトル入力部分が自動的にタイトルタグになります。
Googleなどの検索エンジンrobotがタイトルタグを読み取り、Googleなど検索結果でタイトルが表示されます。
ちなみにタイトルの下に表示されるサイト説明文(メタディスクリプション)もメタタグ(meta tag)を設定する必要があります。
タイトルタグの重要性
タイトルタグが最適化されていなければ、まず検索エンジンに理解してもらえません。
検索エンジンに理解されないということは、検索結果で上位表示さえもされないことになります。つまり、ユーザーがあなたのホームページや記事を見つけることが困難になるということです。
逆にタイトルタグを正しく設定できれば、Googleなどの検索エンジンが理解できるため、検索結果で上位表示される可能性が高くなります。
タイトルタグの設定一つで検索結果が大きく左右されるほど重要なのです。
SEOで失敗しないタイトルタグの付け方3のポイント
では、SEOで失敗しないタイトルタグにするためには、どうしたらよいのか?
基本中の基本となる3つのポイントを抑えておきましょう。
- キーワードを左側に入れる
- 数字を入れる
- 検索意図のあるタイトル
①キーワードを左側に入れる
タイトルタグにはキーワードを必ず入れます。なぜなら、その記事又はトップページで重要なキーワードを入れないと、どんなことを書いているのかGoogleが理解できないからです。
タイトルタグにキーワードを入れる場合、できるだけ重要キーワードはタイトルタグの左側に入れるようにしています。
タイトルタグの途中でも良いのですが、検索エンジンrobotの特性として、横文字を読み込むときは、左側から読み込む為、できる限り左側に書くと良いです。
またユーザーが検索結果で表示されたタイトルを見た時に、左側にキーワードを入れておくと必ず表示されるため、タイトルをみて理解しやすいメリットもあります。
※ただし無理矢理入れるのはNGです。タイトルタグ設定で明らかに不自然になる場合は、タイトルの途中にキーワードを入れることもあります。臨機応変にしましょう。
②数字を入れる
数字を入れることでタイトルを明確にしたり、ユーザーが興味を持ってもらいやすいです。
しかし、あえて数字を入れる必要がないのに無理やり入れるということではありません。
数字を使う場合の例として、「7社徹底比較」「成功する3つの対策」「失敗する5つのポイント」などがあります。
ポイントは、ユーザーがタイトルを見たとき興味を持つか持たないか、です。
よく見かける失敗している例を挙げると、「駅から徒歩3分」とタイトルに入れている場合です。
数字は確かに入っていますが、ユーザーには関係ないことなので興味を持ってもらえません。
店舗の場合、興味を持ったユーザーはアクセスページをみて場所を確認するので、わざわざタイトルに書く必要がないキーワードになります。
③検索意図のあるタイトル
検索意図とは、ユーザーがGoogleやYahoo検索を使って検索したときに、検索キーワード(クエリ)を入力した目的のことです。
つまり検索意図のあるタイトルとは、ユーザーが探している内容マッチしたタイトルになっているかどうか、ということです。
キーワードを詰めすぎて検索意図のないタイトルにしているサイトも多く見受けられます。
一度自社サイトが検索意図のあるタイトル設定になっているかチェックしましょう。
タイトルタグ文字数はいくつ?
タイトルタグの文字数は32文字以内がベストとされています。
ちなみに文字数は32文字以上であってもペナルティにはなりません。ただ検索結果に表示される文字がだいたい32文字以内ということで、30文字前後と記している情報が多いです。
自分の場合はあまり意識していませんが、重要なページを作成するときは30文字以内ぐらいで設定しています。
タイトルタグの重要性
タイトルタグは、GoogleやYahooの検索結果で出てくる太字のページタイトルです。
そのため、他に表示されているタイトルよりも魅力的なタイトルになっていると、より多くクリックされやすくなります。
もちろんタイトルとページ内容がマッチしていなければ意味がありませんが、上げたいキーワードがあればタイトルを調べるなどするのも有効です。
タイトルタグを変更する
タイトルタグを一度設定後、何度もコロコロと変更を繰り返してしまうと、Googleロボットが認識できなくなります。
最初のタイトルタグを決めるとき、変更の必要がないように設定するよう心がけましょう。
とはいうものの、どうしても変更しないといけない場合は、変更するのがいいです。
私の場合、タイトルタグ変更は目的に応じて変更することもあります。
注意点としては、検索意図が変わるくらい180度ガラリと変更することはおすすめしません。
タイトルタグの効果
タイトルタグはSEOとしても重要ですし、ユーザーが検索結果で目で見て認識する箇所のタグなのできちんと設定する必要があります。
ユーザーが興味を持つようなタイトルタグにすることで、サイトに訪問する人の数も増えますし、売り上げにも影響してきます。
店舗ページの重要ページだけでなく、ブログを書く際もタイトルを意識してキーワードを入れつつ、少しでも効果が出るよう設定しましょう。
SEOで失敗しないタイトルタグまとめ
SEOで失敗しないタイトルタグの3つのポイントを説明しました。
いろんなタグ設定でサイトやページの顔になる部分がタイトルタグになります。
タイトルタグを意識してこなかった人は、過去のサイトページやブログ記事の失敗に気づくかもしれませんが、少しづつ修正していけば大丈夫です。
今後新たに作成するページやブログ記事を手掛ける場合は、タイトルタグを意識していけば徐々にアクセスも増えていくと思います。