Google検索順位を上げるために、書籍を読んで知識を得ても、実際やってみると思うような結果を得られない・・・という方もいますね。
検索結果で上位表示させるためには、ライバルサイトよりも1点でも高いサイトにすること。
今回は、わたしが実践して、それなりに成果を出しているSEOの話しをします。
今年はSEOセミナーもあまりしていませんが、SEOはずっと実践して自分の中でノウハウとして蓄積されています。
下記は最近作成したサイトの順位となります。
新規サイトの場合、よくあるのがハネムーンと呼ばれる順位変動。
たとえば、急に上昇し10以内にランクインされるけど、飛ぶ(圏外になる)現象です。
不安定な状況だからこそよくある順位変動なのですが、圏外に順位が落ちたとしても初期段階では当たり前に起きます。
Googleが正確にサイトを読み込めていない状況だからです。
話は戻りますが、上記グラフのように、作成したサイトが上位表示されて安定しだすのか、その理由もこれまでの経験から得ています。
すべてをお伝えするのは難しいですが、ポイントをE-bookに書き起こしましたのでよければお読みください。
そもそも1~10位のサイトはなぜ上位表示されているのか?
YahooまたはGoogleなどの検索エンジンで、あるキーワードを調べたとしましょう。
Aさんが作成したページがあるキーワードで1位
Bさんが作成したページは同じキーワードで30位
この2つの順位ですが、Aさんの1位のページと、Bさんの30位のページ、何が一体違うのでしょうか?
ちょっと考えてみてください。
[aside type="yellow"]書いてあるコンテンツがユーザーにとって有益な情報だから1位?
コンテンツ文字数が10000文字を超えているから?
オリジナルコンテンツだから1位?
検索エンジンの仕組みを理解しているから?
無料で最新の情報を得て対策してるから?
webマーケティングされている方や勉強熱心な人には、いろんな考え方ややり方が存在します。
Google検索エンジンの仕組みや、無料・有料とノウハウなど出ていますが、上位表示されているサイトの答えは目の前に出ています。
私の回答はこうです↓
そのキーワードにおいて、Googleが「いまのところ良い」と判断しているから上位表示されている。
関連記事:ペラサイトの文字数は何文字必要?アフィリエイトサイトを上位表示させる方法
検索アルゴリズムが変われば、そのキーワードにおいてサイト順位は変動します。
Googleが重要視する基準が変わるからです。
結局、ユーザーにとって良いコンテンツとは、何が良くて何が良くないのか、本当に正しい答えがあるのかどうか正直わかりません。
実際キーワードによっては、低品質なコンテンツページも上位表示されている場合があるからです。
ちょっとした誤差ということもあるかもしれない。
何かの要素が働いて順位を押し上げている可能性もあったりするのかもしれない。
ただ、検索結果の1~10位のサイトを見ていると「あ~なるほど、こういう内容が求められているんだな」ってことがわかってきます。
現状、求められている内容をきちん理解しサイトに活かしているサイトが上位表示されている。
それが検索結果の現状です。
で・・・、
どんなコンテンツが求められているのか、判断できたとして、ではサイトを上げるには何をしていけばよいのか?
そのポイントを3つ取り上げます。
Googleの検索順位を上げるサイト改善3つのポイント
[aside type="sky"]・内部コンテンツ
・改善
・外部リンク
5年ぐらい前であれば外部リンク(被リンク)だけで上位表示されているサイトはたくさんありました。
いまでも被リンクの重要性はあると考えています。
外部リンクは、今でも通用する場合もありますが、ある条件で被リンクを行うと上位表示が難しくなっています。
僕の経験では、内部コンテンツだけで上がることも多くなってきていて、きちんとユーザーに役立つ情報を書くと検索に反映されます。
まず、その3つのポイントの中の「内部コンテンツ」です。
内部コンテンツ
内部コンテンツには、
・テキスト
・タグ
・画像やイラスト
というGoogleが判断基準とする「核」になる部分があると考えます。
どんなサイトにも必ずテキストはありますし、ソースを見るとタグがあるので、上位表示を目指すなら必ずチェックする箇所になります。
検索キーワードの意図に対して、ドンピシャなタイトル設定にすることはもちろん、そのタイトルを読んだユーザーがコンテンツ(テキスト)を読んで納得することがポイントになるからです。
またコンテンツを読みやすくするためにも、見出しタグを活用して目次設定することも考えていきましょう。
サイト内部コンテンツ(テキスト記事)
テキストは、コンテンツ記事といわれている部分になりますが、「キーワード比率は何パーセント」とか「共起語を入れた方がいい」とかいろいろ言われていますね。
そのような表面的な部分にとらわれてしまうと、検索エンジンを欺くことばかり考えてしまい逆効果です。
検索を使うパソコン画面の奥にいる人を想像しながら、悩みや問題点を解決できるコンテンツを作らないと意味がないからです。
ウチが意識しているのは、上位表示されているサイトはどんな言葉が使われていて、自分のサイトでは使われていない言葉を上位表示されているサイトと比較し、足りていない内容はサイトに入れるようにしています。
上位サイトが80点であれば、81点を取ることが大切だと考えているからです。
(↑ここかなり重要なので何度も読み返しましょう)
コンテンツの改善
サイトは作って終わりではなく、初期コンテンツ完成してから対策がスタートします。
対策とは、コンテンツの改善のこと。
「足りていないコンテンツ」や「必要でないコンテンツ」を見極めて、改善するのが一番よい内部対策になります。
画像やイラスト
いまはGoogleも画像を判断できるところまで来ているようで、文字を画像にしていても、そこに書かれている文字は読み取れます。
たしか、wordの機能を使うと、画像のコンテンツを抽出できる方法があります。
(ここでは割愛しますが)
画像を入れる場合、altタグを入れますが、それとは別に画像内に書かれている文字がコンテンツと関係がなかったりするのは逆効果で良くありません。
必ずコンテンツの意図と合う画像やイラストを使うべきです。
サイトに素敵なバナーを使いたいと思っている方は、下記の記事ページをお読みください。
初心者でも簡単に出来るバナーの作り方!難しいフォトショップは不要
では、あなたのサイトの検索順位を上げるために、さらに具体的に見ていきましょう。
サイト改善し検索順位で上位表示を狙おう!
サイト改善といっても、
[aside type="sky"]・共起語を何も考えず入れる・ですます調にする
・キーワードをガンガン入れる
・あえて尖ったオリジナルを出す
・文字装飾を頑張る
というようなことをサイト改善とは言いません。(笑)
サイト改善するときは、ウチでは必ず上位サイトのデータを取ったあとサイト改善します。
サイトが完成してもユーザーにとって改善したほうが良い点がでることはよくあります。
上位表示されているサイトと自分のサイトはどこが違うのか?
差分や違いを埋めるためにサイトデータを取ります。
どのようなデータを取るのかいくつか挙げると、
・コンテンツ記事
・使われているタグ
・被リンク(ソーシャルリンク含む)
あとは、インデックスをみたりドメインの状態もチェックします。
キーワードによってはページ数が必要な場合もあったり、ドメインエイジが負けている場合もあるからです。
ドメインエイジとは運営歴のことです。ドメイン活用歴が古ければ古いほどSEO効果を発揮すると言われていますが、実際にはきちんと正しく運営されているドメインでなければなりません。
話は戻りますが、ページ数が足らない場合は、作成して足せばよいのです。
しかしドメインエイジが古いサイトが上位表示されている場所で戦うには、ドメイン年数はいくら頑張っても勝ち目はありません。
その場合は、コンテンツの価値を高めることに集中します。
まとめると、上位表示されているサイトよりも劣っている箇所を洗い出し改善することです。
改善することにより、時間がかかったとしても上位表示されていくことのほうが多いです。
キーワードにもよりますが、最速1週間以内で10位内にはいるという経験を何度もしています。
そのため検索順を上げるにはサイト改善は必須といえます。
下記の記事もも合わせてお読みください。
あなたのホームページが上位表示しない理由
「どうしてウチのサイトは、上位表示しないのか?」 「何がいけないのか教えてほしい。」 という相談が度々来ます。 相談者の中にはSEO対策のことはあまりよく知らない方よりも、ある程度知って ...
画像やイラストは使っているほうが上位表示されやすい?
正直よくわかりませんが、使われていないよりも、画像やイラストを使ったほうがユーザーの立場になったとき、コンテンツばかりよりも画像が入っている方が読みやすいですよね。
文字だけページは読まれないとよくいわれますが、読まれるようにするには文字装飾や、画像・イラストは使います。
また読みやすくするために、改行も使うようにしていきます。
字が詰まっているとうんざりしますからね。(笑)
上位表示されているサイトを調査していると必ず画像やイラストは使っています。
読みやすい、見やすいサイトは滞在率も伸びますので上位表示されていてもおかしくありません。
キーワードにもよりますが、上位表示されているサイト群の傾向として、見受けられるのが画像やイラストを5~10個以上は使っているサイトをみうけられます。
ユーザーにわかりやすく作られているサイトと内容が伴えば、Google評価が高くなるのかもしれません。
(これは僕の勝手な推測です。w)
簡単にまとめると、画像やイラストを使えば上位表示するということではなく、コンテンツ内容に応じた画像やイラストを使うほうがいいということです。
ここを勘違いすると、ただ画像やイラストを入れただけのサイトになります。
きちんと意味を持って挿絵を使うようにしましょう。
競合ライバルが多いキーワードは中長期的に対策を行う
冒頭でお見せしたのは、立ち上げたばかりのサイトの順位でした。
上記の検索順位は1年以上かけて、対策を行ってきた結果です。
今のSEO対策は最低でも6ヶ月は必要で、中長期的に対策を行う方が圏外に飛ぶリスクも軽減されます。
ちなみに現在、そこそこ大きいキーワードでほぼ2位or1位をキープ。
集客も増え、売上もガンガン伸びてきているサイトです。
SEO対策に欠かせないツール
SEOで上位表示するためにはツールを使うことが多いですが、自社のSEOだけでなく、お客様のコンサルティングでページ診断で解析しているシステムツールがあります。
システムを活用することでより明確にデータが取れるメリットがあります。
その他にも、上位表示サイトとの比較ができるため、足りないコンテンツ内容を把握できます。
ウチではこの3つのツールは必須アイテムになります。
・有料版GRC(順位分析ツール詳細>)
・ahrefs(afbから申込みすると10%OFFになります⇒afb)
・SEO分析ツール(月々5~10万円ぐらい)
GRC
GRCは無料版はキーワード3つまでであればタダです。
調査したいキーワード数に応じて、料金プランが5種類あります。
URL数・・・ドメイン数
検索用語・・・キーワード登録できる数
となるのですが、商売している店舗で使う場合、や自社だけのデータを取りたい場合は、ベーシック又はスタンダードを選択するとよいです。
アフィリエイターの場合は、サイト数や狙うキーワードも多いので、スタンダード又はエキスパートを使いましょう。
ちなみに5000個キーワードを登録した場合、スタートから終了まで6時間以上です。(笑)
回線の状態にもよりますが、光回線でもそれくらい長時間ですので、設定するキーワードも考えた方がいいです。
2000個~3000個のキーワード登録で約4~5時間かかるので、GRCを立ち上げたら放置しています。
ahrefs
ahrfsは、SEO対策するならあると便利なツールです。
ライバルサイトで獲得しているキーワードを見つけることもできますが、ウチではドメインの基準判断としてahrefsを使います。
ahrefsで調べることができるのは・・・数が多すぎて(-_-;)
メインとなるのが、「ドメイン情報」「オーガニックキーワード」「オーガニックトラフィック」「被リンク」「被リンクの多いページ」「アンカーテキスト」「バックリンクドメイン」などなど・・・
あなたが運営しているサイトやブログだけでなく、ライバルサイトの運営状況のデータも調べることができます。ある意味恐ろしいツールです。w
ウチでは中古ドメインを購入するときにahrefsでデータを取り、購入するかしないか決めています。
詳しくは「効果のある中古ドメイン選び方とハズさない買い方!おすすめ業者」のページをお読みください。
ahrefs(afbから申込みすると10%OFFになります⇒afb)
SEOツール
SEO分析ツールは、「競合分析」「SEO作業」「ランキング」「キーワード分析」など、「内部対策」の全てのデータが抽出できます。
コンテンツ、タグの細かな分析結果が出るため、修正すべき点がすべてわかります。
その他にもトラフィックや検索ニーズも調べることができ、サーチコンソールと連携することでより詳しい情報を知ることができる素晴らしいツールです。
<画像掲載不可>
このSEO分析ツールは高額ですが、解析結果が素晴らしく使う価値は価格以上で弊社では欠かせないモノになります。
毎月の利用料金は5万円ほどしますが、利用する可能性が高い方で使ってみたいという方は、土井までご連絡いただけましたらご紹介させていただきます。